
月に1度記入する「マンスリーリフィル」の紹介です。
カレンダーに思い描く活動プランを記入したり、
今月達成したい目標の設定、必要なタスクの書き出しなどを書いておきます。
週間手帳会議のたびに見返すことになります。
ぜひ印刷して使ってみてね!
基本的な使い方
毎月の終わりに、少し時間をとって
月間手帳会議を行います。
翌月のタスクを書き出したり、目標を設定し
いつどんな行動が必要か決めておきます。
マンスリーリフィルの目的
- カレンダーによる、行動予定を一覧化、プランニング
- 月間目標の明確化
- 役割ごとの目標の設定
- タスクの管理
- アファメーション(前向きな自己暗示)
- 思い出のまとめ
- リフレクション(振り返りと改善点の発見)
少し手間ですが、ここでしっかり翌月の見通しを持っておくと
毎週のウィークリーリフィルの作成が格段に楽になります。
カレンダーページの使い方


一般的な手帳というと、このカレンダータイプに馴染みがあるのではないでしょうか。
通常は予定を書き込んで使用することが多いですが、
ここでは行動予定を書き込むのがポイントです。
予定から逆算して、いつどんな行動が必要か
ざっくり記入してみましょう。
進捗状況などにより変化したり、詳細については
ウィークリーリフィルで記入するので、ここではざっくり当たりをつける感じでOKです。
右端のチェックボックスには、タスクを記入してもいいですし
イベントなどをまとめて記入してもいいでしょう。
メモとしてご活用ください。
左ページの使い方

①月間目標
今月の目標を言葉にします。
役割ごとに絞った目標は③で行うので、
月を通してどんなことを達成したいのか、大きな目標を設定します。
「手帳習慣を身に付け、日々を記録に残す。」
「将来の望む姿をイメージして、具体的なステップを書き出す。」
役割に分類できないものや、複数の役割の根本になるようなものを書いてみましょう。
②月のテーマ
今月のテーマは、スローガンになります。
目標は、達成できたかどうかの判断ができるものですが、
スローガンは、心持のようなものです。
「新しいことや、気になったことは挑戦してみる!」
「思考が散らばっているから、整理に集中する!」
月を通して、ここを大切にしようという部分を言葉にしてみましょう。
③役割ごとの目標
自分の持っている役割ごとに、今週の目標を立てていきます。
「自分」「仕事」「プライベート」の3点について
目標を立ててみましょう。
自己成長を目的とした手帳なので、「自分」については4つの側面に分けて記入します。
- 肉体・・・体に係わる目的を書きます。「ジムに3回通う」とか「毎朝ヨガをする」など
- 精神・・・心の在り方に影響することを書きます。「就寝前に瞑想をする」とか「イライラしたら、紙に書き出してみる」など
- 知性・・・学びや知識に関することを書きます。「株式投資の始め方を調べる」とか「簿記の学習を○○まで進める」とか
- 社会・・・仕事や家庭以外の社会とのつながりについて書きます。「Twitterで〇人と交流する」とか「ゴミ拾いのボランティアに参加する」など
達成できたか振り返れるような目標にするのがコツです。
例えば、「運動する」という目標ではなく
「週に3回はジムに行く」など、達成できたのか、未達なのかを
振り返り時にはっきり判断できるものにします。
月の終わりに振り返りを行い
達成できたら〇、途中なら△、未達なら×を書きます。
④アファメーション
立てた目標に向かって前向きに進めるように
自分に応援のメッセージや声掛けをします。
アファメーションの詳細は後日別記事にて解説いたします。
そちらを参照ください。
右ページの使い方

①思い出
月の終わりに記入します。
今月のマンスリーやデイリーを見返して、心に残った出来事を記入していきましょう。
具体例
- 息子と花火! 初めての打ち上げ花火に興奮していた。嬉しかった、夏の思い出になった。
- ○日の研修にて、先輩のコミュニケーション力に感動!あんな風になりたい!!
具体例のように、当時感じていた”感情”を思い出せるように記入するとより効果的です。
この記入により、年単位での振り返りなどがより充実します。
感情を言葉にすることでより、鮮やかで鮮明な記憶になります。
②タスク
箇条書きでOKです。
先月のやり残したタスクなどを確認しながら
”タスクの棚卸”を行い、記入しましょう。
”タスクの棚卸” ”タスク管理リフィル”については
後日、別記事にてまとめます、しばらくお待ちください。
③リフレクション(振り返り)
月の終わりに、振り返りを行った時の思いを記入します。
役割ごとの目標で、達成できたかどうかの振り返りを行っているので
ここでは、週全体を振り返ってコメントを書いてみましょう。
④課題・改善点
振り返りの重要な部分です。
役割ごとの目標の振り返りや、リフレクションを行った中で、
次月をよりよく過ごすのに役立ちそうな発想やアイディアを記入します。
マンスリーリフィル 使い方まとめ
月末に、マンスリーリフィルの振り返りと、翌月の記入を行います。
この時に、イヤーリフィル(年間)などを見返してみましょう。
自分が進んでいる方向は間違っていないか、
今後どうしていこうかと考える時間は、手間なようですが確実に成長するためのポイントになります。
月の初めに記入
- カレンダーに日付
- タスクの棚卸
- カレンダーにタスク・イベントの達成日記入
- 達成までに必要なことをカレンダーに記入
- 今月の目標とテーマを書き出す
- 役割ごとの目標を設定
- アファメーションを行う
月の終わりに記入
- 目標の達成ができたか振り返り〇、△、×をつける
- 思い出を記入する
- リフレクションを記入する
- 課題や改善点を書き出す。