読書レビュー 【サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット】

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今回は、お金との向き合い方について参考になる本を紹介します。
家族が増えて、「とにかくお金をもっと稼がなくては!」っと
焦っていたぼくには、心に響く本でした。

お金に関する本で、投資などを始めたばかりの人にはお勧めできる本でした。

全体的な印象としては、小手先のテクニックを紹介するのではなく
もっと本質的に、お金や投資とどう向き合っていくのか、心構えを教えてくれる本でした。

お気に入り本の1冊になりました。

この本を一言でいうと

お金や投資という目線から、どういう心構えで生きていくべきかを教えてくれる本。

投資やお金関係の本をたくさん読む方にとって、
目新しい情報は多くないですが、お金や投資を考えるうえで基本となる原則がまとめられています。

逆に言うと、この本の内容を忘れてお金や投資に向かうと
大きな失敗のリスクが上がってしまうっと感じました。

手元に置いて、お金や投資で悩んだときは読みかえしたい1冊。

超個人的レビュー

ポイント

お金や投資に対する心構え・基本原則が書かれています。
お金ばかりを追っていて、家族との時間や、生活を楽しむことを忘れかけていた僕には強い印象が残りました。

本の中に登場する、”足るを知る”という基本を大切に生活を見直しました。

お金や投資のテクニックではなく、誰もが持つべき心構えが書かれています。
全20章に区切られており、1つ1つがさらっと読むことができます。

例えるなら、ドラえもんやサザエさんのように、1章完結型なので、
本の分厚さのわりに、さらっと読めてしまいます。


この本を読んで、株の分析をしたり、副業に当てる時間を少し減らしました。

お金や、株価を追う時間が減って、家族と過ごす時間が増え、
なんとなく感じていた焦りやストレスが減ったように感じています。

本の内容まとめ

この本のまとめ

  • インデックス投資をおすすめ
  • インデックス投資以外の方法も認めている
  • 欲望に限りはなく、”足るを知る”ことが大切
  • 資産管理の重要性
  • 節約すること、無駄をなくすことの重要性
  • 過去の利回りや投資リターンの過信に注意しよう
  • 目的のない貯金こそ重要

内容

実際の本の目次をもとに、さらっと内容をご紹介します。
実際に読んでみて、個人的に感じたことをまとめています。

1,おかしな人は誰もいない

人の立場、生まれ、考え方、世界の見方はそれぞれ違う。
一見おかしな人に見えても、その人なりの正しさの中にみんな生きている。

2,運とリスク

成功と失敗は1枚のコインのようなもの。どんな事にも運の要素は含まれている。
同じことをしても、コインの出方によって運命が大きく変わることはある。

個々の例や成功談から、学ぶことは危険がある。
コインの出方による部分はまねできない、運によるものだからだ。

学ぶべきは個々の例ではなく、共通する原則的な考え方である。

3,決して満足できない人たち

不要なお金た富を求めて、大切な資産を危険にさらすことは愚かで無意味。

動き回るゴールポストのように、1歩進めば、1歩遠のくようなゴールを設定してはいけない。
自分が何に幸せを感じ、その生活を手にするには何が必要か考えよう。

大きな利益が得られる可能性があっても、危険を冒す価値のないものは案外多い。

4,福利の魔法

長期投資による福利のメリットを知る。
投資のコツは、黙ってじっと待て。

5,裕福になること、裕福であり続けること

人間の大失敗の大半はたいてい、傲慢さにによるものである。
裕福になる方法は、なん通りもの道があるが、
裕福であり続ける方法は、「倹約と心配性の組み合わせ」の1つしかない。

大きなリターンを得るよりも、経済的に破綻しないこと。
あらゆる計画で最も重要なのは、計画通りに進まないことを踏まえて計画すること。
未来に楽観的であること。

6,テールイベントの絶大な力

5割の確率で失敗しても富は築ける。
テールイベントとは、低確率で起こる例外的な出来事のこと。
この、テールイベントによって、それまでの失敗・損失が消えるぐらいのインパクトがある。

ディズニーや骨董品などの例が載っていた。

7,自由

幸福感をもたらす要素は”人生を自分でコントロールしている”っという感覚。
お金の最大の価値は、自分の時間をコントロールできるようになることである。

8,高級車に乗る人のパラドックス

高級車に興味を持つ人はいるが、誰も持ち主に興味は示さない。
その高級車を手に入れるのは何のためだろうか?

9,本当の富は見えない

富とは、目に見えるものに変換される前の、金融資産のこと。

高級車や高級腕時計を持つ人はお金持ちに見えるが、実際はわからない。
確かなことは、高級車や高級腕時計に変換した分、この人の富は減ったこと。

10,貯金の価値

貯金はお金を増やしていく中で、唯一自分でコントロールできるものである。
計画外のことが起きた時の備えにもなるので、貯金は大切。

11,合理的 > 数理的

数理的に計算して出たものは正しいかもしれない、しかし、人の心、自分の心が納得できないことがあるはず。

合理的とは、現実を考えること。
計算上、いちばん得する方法でなくとも、自分の納得できる合理的な方法を尊重すべき。

12,サプライズ

例外的な驚くような出来事から学ぶべきは、「世界にはサプライズがある」っということ。
つまり、将来何が起きるかは分からないという真理。

過去の正しかった方法が、今も正しいかは疑問で、100%はない。

13,誤りの余地

もっとも重要な計画は、計画通りに進まない可能性を想定した計画である。
不確かなことに対応する唯一の方法は、余地を設けて、失敗してもまた挑戦できる余力を残しておくこと。

14、あたなたは変わる

長期計画は見かけよりも難しい。
過去の自分については、よく実感できるが、未来の自分に関しては”あまり変わらない”っと考える。【歴史の終わり錯覚】

将来の自分の考え・立場・生活は変わる可能性が高い。
極端なキャリアプランやファイナンシャルプランは避けるほうがいい。

また、過去に建てた長期プランに囚われてはいけない、柔軟に対応できる力が必要である。

15,この世に無料のものはない

代償を払わずにリターンを得ようとする泥棒になってはいけない

株式市場に参入する対価はリスクをとること。

16,市場のゲーム

別のゲームをしているプレーヤーから学んではいけない

この本では長期投資をすすめている、短期トレードをしている人などの意見に振り回されてはいけない。
耳を傾ける価値はない。

17,悲観主義の誘惑

悲観論は楽観論よりも賢く、もっともらしく聞こえる。

人間は楽観論よりも、悲観的な意見の方に正当性を感じるし流されがちである。

18,なんでも信じてしまう時

なぜストーリーは、統計データより強力なのか

19,お金の真理

この本のまとめ

20,告白

著者のお金や投資に対する考え