実際に読んでみて、「子育てや保育に役に立ちそう」
そう感じた本を紹介しているよ。
ジャンルは問わず、いろんな本を
紹介していくよ。
子育てや、保育士の経験と照らし合わせて紹介していくので
「面白そう」「参考になりそう」って思ったら、ぜひ読んでみてね。
今回紹介する本 「怒らない子育て」
好きなテキスト
こんな人におすすめ
- 子育てにストレスを感じる
- 怒ることが多い
- 子どもに何度言っても伝わらない
- 毎日頑張っているのに、報われない気がする
- 怒らない子育てを知りたい
最近では、「怒らない子育て」というキーワードの本も
たくさん見かけるようになりました。
数ある本の中でも、マンガ風で
「子育てに奮闘するママ」をイメージしやすく、
サックっと読める、読みやすい本です。
忙しい人や、活字に慣れていない人にも最適!
要点を抑えるにはもってこいの1冊でした。
内容
やんちゃな息子が、なかなかいう事を聞かずに、
怒ってばかりで、イライラする。
そんな自分に嫌悪感を感じることもある。
そんな毎日を過ごすママの物語です。
ある日、「怒らない子育て」を学び
少しずつ、怒りの感情をコントロールして、変化していきます。
「怒らない子育て」を通して、自分も子どもも
周囲の環境まで変わっていく。
そんな、ストーリーでした。
- 怒りはコントロールできる
- 自分の怒りを理解しよう
- コントロールできることにフォーカスしよう
- 伝え方は選べる
- 「怒らない子育て」はお母さんだけのものじゃない
上記のような構成で書かれています。
ここからは、ぼくが読んで学んだこと、参考になったことを紹介していきます。
感じたこと
実は、「怒らない子育て」っというものに、
違和感を持っていました。

「怒る」場面も必要。
何でもかんでも、褒める育て方には反対だよ。
そんな風に感じていたからです。
ある意味、否定的な感情のフィルターを通して
本書を読み始めました。
実際に読んでみると、
思っていたものと少し違いました。

知りもしないで、
否定的になっていた自分を反省。
子育てや保育は、人を相手にする「対人関係」が基本。
思うようにいかずに、イライラする気持ちを
”怒り”として表現するのか、
別の解決方法を探すのか、それを選ぶのは自分なんだ!
そんなことを教えてくれました。
意外だったのが、本書の中で、
「怒ってもいい」っていう部分がありました。
ぼくが思っていた「怒らない子育て」と、
本書の「怒らない子育て」には、ズレがありました。
そこを納得したとき
違和感や疑問がスーって消えていくようでした。
まとめ
育児本の枠を超えて、さまざまな人間関係や
自分の「怒り」をコントロールする方法を教えてくれる
読みやすい本でした。
- ただ褒めることは、有効ではない
- 親自身のハッピーも大切
- 夫婦間での関係のコツ「
そんな内容も
具体的に示してくれているので、
子育てや夫婦のバイブルとして
読んでみるとおもしろいです。
子育てや保育を考える時
目の前の悩みや、小さな子ども時代だけを考えてしまいますが、
「子育てに終わりはない」親はずっと続くという事。
子どもが働き始め、巣立っていく日までが、子育て。
長い目で見た関わり方が必要だと気付かせてくれました。
サラッと読めてしまう本なので、忙しい方にもおすすめです。